多摩とキャンプとテンカラと　　　

皆さん、こんにちは。
3度目の鷲羽岳　Part2です。
テントも設営し、ビールを飲みながら心地よい時を過ごしていると、
何やら、靴に白いものが･･･

　

なに～
ゆ、雪降ってきたよ～
皆さん、テントにもぐって出てきません。
後から来た人は、早くテント設営しないと、焦ります。



気温は微妙ですね。
でも強風が吹き荒れて、寒いです。



私もテント内へ。
テント内の様子。



このマクラ気に入ってます。



天井はこんな感じ。



さっきまで、あんなに良い天気だったのに･･･
山の天気はほんと怖いっすね。
明日は大丈夫かな～



風が強く、テントがヤバイ！
寝てて、身体が揺れます。
フレームがきしむ音、吹雪がフライを叩きつける音。
前室に雪が入り込んでます。
この前の薬師峠のテン場の更に上をいくな、これは。
やべ～な、マジで。テントもつかな。




そして朝。
なんとか雪は止んだみたいですが、風は相変わらず強く吹いてます。
な～んにも見えん。




すげ～、雪が貼りついている。




雪のつき方みてると、風の方向が分かりますね。




私のテントは雪はつかない生地なのか。




下山するんすか？
山頂は、この強風じゃ危ないよね。




一緒に鷲羽行こうと言っていた、大阪のカップルも下山して行きました。
その判断は正しいと思うよ、うん。



さて、タケジ。おまえはどうする？



取りあえず、双六小屋の人に天気を確認。


「あの～、今日鷲羽に登るつもりなんですが･･･」


「今日は、雪は降らないみたいですが、このガスでしょ。それに稜線は強風で危ないですよ」


「やめた方がいいっすかね？」


「単独すか？」


「はい」


「装備は？」


「防寒具と４本アイゼンはあります、ピッケル持ってないです」


「･･･」

「失礼ですが、山の経験は？」


「若い頃は少しはやったんですが、最近また始めて。」


「･･･」


「頑張って登っても何も見えないと思いますが」


「･･･」


そうか、何も見えないのか。
苦労して登っても楽しくないよな。


「ありがとうございます、やっぱ下山します」

「はい、その方が良いかと」

「ありがとうございました」



てな訳で、



下山開始！
何も見えなくても登頂したい人。
見えないなら登頂しない人。
山屋さんは前者でしょうね、でも私は後者。



あのパーティ、槍への西鎌尾根方面登っていくよ。
すげーな。




下山途中の槍。
風が強そうだね。
くやしいけど、下山が正解でしょ。




という訳で、３度めの鷲羽も登ることは出来ませんでした。
なんかね～
まあ、来年にしましょ。


次回予告。
２週続けて北ア。
先ほど帰宅したばかりです。
今度は表銀座です。
さて、どこでしょうか？
またね～