多摩とキャンプとテンカラと　　　

奈良沢出合い。
昔の面影はなかった。

ダムから奈良沢出合いまで急ぎます。



普段は水の中の岩が露出してます。



誰もいない。我々だけ。



かなり向かい風が強く、なかなか進みません。



ちょっと休憩。




そろそろバックウォーターに着きます。
1時間半で着いたぞ。



あれー、
ずいぶん砂に埋まってるな。



奈良沢出合い。
以前とまったく違う渓相になってます。
夏の大雨や台風の影響かな。
こんなバックウォーターの景色初めてです。



いつもの野営地まで、だいぶ歩きそうだな。



このあたり、普段は水の中です。




これじゃ、野営の装備を運ぶのは無理だったな～
バックオォーターから野営できる場所まで、かなり長い距離を歩かなければならないね。
でも、素晴らしい景色。
人工物が一切ない。自然のみの貴重な場所です。
ここから奥を見ると、
道路もない。
電線もない。
橋もない。
山小屋もない。
人がつくった物がなにもない。
こういう場所が少なくなってますね。
素敵な場所です。




そろそろ野営地に到着です。
15分くらい歩いたかな。
あ～、毛鉤落としたいよん。
絶対釣れるよ、ここ。でも、今は禁漁だからだめだね。



増ちゃんのお骨を埋める場所を探します。



以前はよくここで皆で野営をしました。



よし、この木の下に埋めることにしよう。



増ちゃんの写真とお骨を埋めました。
彼の愛したフィールドです。喜んでいることでしょう。




石を重ねます。
また来年くるからな。



男達の顔にも笑顔が見え隠れしてます。
さ～、帰るとするか。



増ちゃん、またね～



時間がなく、長居はできません。



帰りは追い風。すいすい進みます。





ダムが見えてきました。
今回の追悼キャンプもこれで終わりです。
皆で来年来ることを誓い、帰路につきました。


増ちゃん、奥利根の地で喜んでいることでしょう。
ご一緒した皆さん、お疲れ様でした。
そして、どうもありがとう。




最後まで読んでくれてありがとうございます。