2011年08月09日
釣行&登山? 南ア両俣~北岳撤退 その2
昭文社 山と高原地図 「北岳・甲斐駒」より。
赤マルの2点。両俣小屋標高2,000メートル地点から北岳ピーク標高3,193メートルまでの北岳裏ルート。
日帰ピストン行けるかも、って本気で思った。
我々、あくまで釣りに来てますが、ピークも興味あり。

赤マルの2点。両俣小屋標高2,000メートル地点から北岳ピーク標高3,193メートルまでの北岳裏ルート。
日帰ピストン行けるかも、って本気で思った。
我々、あくまで釣りに来てますが、ピークも興味あり。

だってこれ見たらテッペン行きたくなるでしょ。

釣行2日目。
予定では、北岳ピーク行く時は朝6時出発。
天気や2人のコンデションによってはピークは登らず、釣り三昧にしようと決めていました。
その2日目の朝。
kabuさんのOgawaテントにトラブル発生。
昨夜の大雨で、フライが役に立たずインナーまで雨水が入り込み、
シュラフは濡れるし、大変な夜を過ごされたようです。
シュラフカバー忘れたことや、事前にテントチェックしなかったのが痛かったーって言ってました。
私はそんなことは知らずぐっすり寝て良い気分。
あっ、そうだ。タープ持ってたんだ。
ということで、私のタープをフライの上へかけて、これで大丈夫だね。

さて時刻はもう7時過ぎ。
「今日どうする?」
「釣り飽きたよな、釣れ過ぎるのも問題だよ」
なんて贅沢なことを言いいながら、
私が、「行けるとこまで行こう」、との声に、kabuさんもOK!
ピークは無理でも尾根くらいには行きたい。
下は初めの登山予定です。
****************************************************************
テン場(6:00)~中白峰沢ノ頭取付(左俣大滝)(7:30)
中白峰沢ノ頭取付(7:45)~中白峰沢ノ頭(9:45)
白峰沢ノ頭(10:00)~北岳山頂(11:30)
北岳山頂(12:30)~白峰沢ノ頭(14:00)
中白峰沢ノ頭(14:15)~中白峰沢ノ頭取付(15:30)
中白峰沢ノ頭撮付(左俣大滝)(15:45)~テン場(17:00)
****************************************************************
でも出発が8時になってしまい、どこまで行けるか。
どこにいようが、13時になったら戻ろうということで出発しました。
登山開始!
でもさ、俺ら登山靴持って来なかったし、渓流シューズで行くしかないのよね。
フェルトの靴底滑るよ~
俺のは今年新しくした渓流シューズですが、酷使してもうこんなにフェルトが減っています。

距離は3.3キロ。えっ、それしかないの?
楽勝じゃなねっ?
でも、3.3キロの距離で1,200メートル登るのよ。
どんな急斜面だか、想像できません。

地図によると、まずは左俣沢を1.5時間ほど上がります。
大滝に着いたら左の斜面に取り付きます。
ここが初めの渡渉地点。野呂川本流を渡り左俣沢へ。
写真右の石に赤く矢印見えます?
この水量、登山靴だったらアウトです。
ホントは、登山靴でも渡れるくらいの水量らしいのですが・・・

左俣沢へ入り、赤ペンキに従い沢をのぼります。
前方に女性の源流フライガールが。
彼氏に連れて来てもらったようです。

登山道のマーク


また渡渉のマーク

休憩。自然の中のタバコはうまい by kabuさん。

落ちてたスパッツを回収。ゴミ捨てるヤツいるんだよな、こういう所でも。
回収しながら足につけちゃいます。

だんだん沢も細くなってきた時。

でた~、大滝!
迫力あるな~
でも、写真だとなかなか雰囲気でないんだよね。
kabuさんはこの大滝を巻く方法考えてたみたい。
私だったらそんなこと考えません、怖いっしょ、まじで。

滝の大きさをイメージできるように私も一緒に写ってます。
服装もまわりに溶け込んでるからわかるかな~

kabuさんを探せ

ここまで1時間半です。
ぴったりコースタイムで着ました。
我々得意の沢歩きだったから、ここまでは余裕なのですが、
問題はこれからです。
斜面の取り付き地点が分かりません。
標識がないんです。
しばらく探してたらあったー。
草に隠れて標識が無残な姿に。
人が入ってない証拠ですね、この折れて倒れた標識。
北岳の北の文字だけ見えます。
石には赤ペンキで方向が。

その方向を見ると、なるほど道らしきものが見えます。
いや、以前道だったというほうが正しいかな。

少し登るとこんな感じ。
登山道?

ほぼ直登です。これが2時間続くの?
私の体にはかなりキツイ斜面、というか崖登り。
フェルトの渓流シューズがどろ道を滑る滑る。
やばい所に来てしまったな。
この登山道、絶対地図から消すべきだよ。
危険過ぎる。

kabuさんには悪いですが、少しゆっくり登ってもらいます。
これ登山道に見えます?

登り始めて1時間半ほど。
もう少しで尾根に出るかな、と思った瞬間この看板!
北岳まで2.5キロだと~
小屋から今までの3時間で1キロも歩いてないていってことかよ~
これを見た瞬間、心が折れそうになりました。
スマホのGPSで確認しても、斜面登りはまだ1/3ほどしか来てません。
撤退までのタイムリミットまで、昼飯時間入れるとあと1時間ほどしかありません。
「どうする?」
「戻る?」
「もう少し行きたい」と俺。
せめて良い景色を見たいよ~。

ということであと少しだけ登ることに。
もう尾根にで出る時間はないな。
疲れたよ~
この道戻るのも辛いよ~
渓流シューズ滑るよ~
続きま~す。

釣行2日目。
予定では、北岳ピーク行く時は朝6時出発。
天気や2人のコンデションによってはピークは登らず、釣り三昧にしようと決めていました。
その2日目の朝。
kabuさんのOgawaテントにトラブル発生。
昨夜の大雨で、フライが役に立たずインナーまで雨水が入り込み、
シュラフは濡れるし、大変な夜を過ごされたようです。
シュラフカバー忘れたことや、事前にテントチェックしなかったのが痛かったーって言ってました。
私はそんなことは知らずぐっすり寝て良い気分。
あっ、そうだ。タープ持ってたんだ。
ということで、私のタープをフライの上へかけて、これで大丈夫だね。
さて時刻はもう7時過ぎ。
「今日どうする?」
「釣り飽きたよな、釣れ過ぎるのも問題だよ」
なんて贅沢なことを言いいながら、
私が、「行けるとこまで行こう」、との声に、kabuさんもOK!
ピークは無理でも尾根くらいには行きたい。
下は初めの登山予定です。
****************************************************************
テン場(6:00)~中白峰沢ノ頭取付(左俣大滝)(7:30)
中白峰沢ノ頭取付(7:45)~中白峰沢ノ頭(9:45)
白峰沢ノ頭(10:00)~北岳山頂(11:30)
北岳山頂(12:30)~白峰沢ノ頭(14:00)
中白峰沢ノ頭(14:15)~中白峰沢ノ頭取付(15:30)
中白峰沢ノ頭撮付(左俣大滝)(15:45)~テン場(17:00)
****************************************************************
でも出発が8時になってしまい、どこまで行けるか。
どこにいようが、13時になったら戻ろうということで出発しました。
登山開始!
でもさ、俺ら登山靴持って来なかったし、渓流シューズで行くしかないのよね。
フェルトの靴底滑るよ~
俺のは今年新しくした渓流シューズですが、酷使してもうこんなにフェルトが減っています。

距離は3.3キロ。えっ、それしかないの?
楽勝じゃなねっ?
でも、3.3キロの距離で1,200メートル登るのよ。
どんな急斜面だか、想像できません。
地図によると、まずは左俣沢を1.5時間ほど上がります。
大滝に着いたら左の斜面に取り付きます。
ここが初めの渡渉地点。野呂川本流を渡り左俣沢へ。
写真右の石に赤く矢印見えます?
この水量、登山靴だったらアウトです。
ホントは、登山靴でも渡れるくらいの水量らしいのですが・・・
左俣沢へ入り、赤ペンキに従い沢をのぼります。
前方に女性の源流フライガールが。
彼氏に連れて来てもらったようです。
登山道のマーク
また渡渉のマーク
休憩。自然の中のタバコはうまい by kabuさん。
落ちてたスパッツを回収。ゴミ捨てるヤツいるんだよな、こういう所でも。
回収しながら足につけちゃいます。
だんだん沢も細くなってきた時。
でた~、大滝!
迫力あるな~
でも、写真だとなかなか雰囲気でないんだよね。
kabuさんはこの大滝を巻く方法考えてたみたい。
私だったらそんなこと考えません、怖いっしょ、まじで。
滝の大きさをイメージできるように私も一緒に写ってます。
服装もまわりに溶け込んでるからわかるかな~
kabuさんを探せ
ここまで1時間半です。
ぴったりコースタイムで着ました。
我々得意の沢歩きだったから、ここまでは余裕なのですが、
問題はこれからです。
斜面の取り付き地点が分かりません。
標識がないんです。
しばらく探してたらあったー。
草に隠れて標識が無残な姿に。
人が入ってない証拠ですね、この折れて倒れた標識。
北岳の北の文字だけ見えます。
石には赤ペンキで方向が。
その方向を見ると、なるほど道らしきものが見えます。
いや、以前道だったというほうが正しいかな。
少し登るとこんな感じ。
登山道?
ほぼ直登です。これが2時間続くの?
私の体にはかなりキツイ斜面、というか崖登り。
フェルトの渓流シューズがどろ道を滑る滑る。
やばい所に来てしまったな。
この登山道、絶対地図から消すべきだよ。
危険過ぎる。
kabuさんには悪いですが、少しゆっくり登ってもらいます。
これ登山道に見えます?
登り始めて1時間半ほど。
もう少しで尾根に出るかな、と思った瞬間この看板!
北岳まで2.5キロだと~
小屋から今までの3時間で1キロも歩いてないていってことかよ~
これを見た瞬間、心が折れそうになりました。
スマホのGPSで確認しても、斜面登りはまだ1/3ほどしか来てません。
撤退までのタイムリミットまで、昼飯時間入れるとあと1時間ほどしかありません。
「どうする?」
「戻る?」
「もう少し行きたい」と俺。
せめて良い景色を見たいよ~。

ということであと少しだけ登ることに。
もう尾根にで出る時間はないな。
疲れたよ~
この道戻るのも辛いよ~
渓流シューズ滑るよ~
続きま~す。
Posted by タケジ at 17:09│Comments(7)
│野呂川 北岳
この記事へのコメント
本気で突入したのね。 雲助ルートへ・・・
ケモノミチのルートファインディングも楽しいけれど、ワタシは迷わずテントキーパーを志願してバーボン煽って、シアワセな人生をシミジミと振り返ったりしちゃいます。
「行く!」と決断した男らしさはス・テ・キ。
ケモノミチのルートファインディングも楽しいけれど、ワタシは迷わずテントキーパーを志願してバーボン煽って、シアワセな人生をシミジミと振り返ったりしちゃいます。
「行く!」と決断した男らしさはス・テ・キ。
Posted by kattiipapa at 2011年08月09日 21:32
おばんです!
男臭っ(笑)
でもそれがgood!!
タケジさん、そのうち!
待っててね~(笑)
男臭っ(笑)
でもそれがgood!!
タケジさん、そのうち!
待っててね~(笑)
Posted by ガイア
at 2011年08月10日 00:42

あの早川の崖道よりきついんでしょ?
ひぇ~ 落ちてます
にしてもタケジさん 冷静そうで燃えるタイプですね(笑)
も一人は 逆境に更に燃えるタイプだから
いいコンビじゃないっすか
更に上の同級生も熱いタイプですので
仲間入りの様子で(笑)
私はひざ痛ですから(笑)
テン場でkattiipapaさんと飲みながら飯炊くことに専念しようっと(笑)
ひぇ~ 落ちてます
にしてもタケジさん 冷静そうで燃えるタイプですね(笑)
も一人は 逆境に更に燃えるタイプだから
いいコンビじゃないっすか
更に上の同級生も熱いタイプですので
仲間入りの様子で(笑)
私はひざ痛ですから(笑)
テン場でkattiipapaさんと飲みながら飯炊くことに専念しようっと(笑)
Posted by カ-ル at 2011年08月10日 11:59
カールさん、どうもです。
飲み仲間大歓迎です~
されど・・・薄暗くなるとベビータイムが・・・ははは
次回はメンツに入ってるらしいですよん。
飲み仲間大歓迎です~
されど・・・薄暗くなるとベビータイムが・・・ははは
次回はメンツに入ってるらしいですよん。
Posted by kattiipapa at 2011年08月10日 15:14
会長、どうもー。
いやー、あの登山道。
いろんな意味で勉強になりました。
誰にも勧めません(笑)
いやー、あの登山道。
いろんな意味で勉強になりました。
誰にも勧めません(笑)
Posted by タケジ at 2011年08月10日 20:25
カールさん、
ふふふ、
次回は野呂川越で、三峰岳方面を企画します。
是非ご一緒に(笑)
ふふふ、
次回は野呂川越で、三峰岳方面を企画します。
是非ご一緒に(笑)
Posted by タケジ at 2011年08月10日 20:29
ガイヤさーん、
待ってますよ~
登山も釣りも一緒にやりましょう。
待ってますよ~
登山も釣りも一緒にやりましょう。
Posted by タケジ at 2011年08月10日 20:30
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。